最新 地学事典 の解説
ジャマイカ・ボーキサイトこうしょう
ジャマイカ・ボーキサイト鉱床
Jamaica bauxite deposit
ジャマイカは世界有数のボーキサイト産地。全島の80%に始新統~中新統石灰岩が分布。そのカルストを埋めギブサイトを主とするボーキサイトが発達。化学組成はAl2O3 49〜51%,Fe2O3 18~21%,TiO2 2.5%,SiO2 0.6~1.7%。石灰岩の風化残留鉱床とされていたが,FT年代(20Ma),石灰岩中のAl量などから中新世の火山灰の風化によるとされた。鉱量20億t。年産量5.8Mt(2021)。1994年には世界生産量の11%を供給したが,価格競争力の低下により2021年には1.5%に減少している。
執筆者:神谷 雅晴・渡辺 寧
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

