現代外国人名録2016 「ジャンエシュノーズ」の解説
ジャン エシュノーズ
Jean Maurice Emmanuel Echenoz
- 職業・肩書
- 作家
- 国籍
- フランス
- 生年月日
- 1947年12月26日
- 出生地
- オランジュ
- 受賞
- メディシス賞〔1983年〕「チェロキー」,ゴンクール賞〔1999年〕「ぼくは行くよ」
- 経歴
- モダンジャズなどの音楽に傾倒。社会学と土木工学を学び、1979年「グリニッジ子午線」で作家としてデビュー。’83年第2作「チェロキー」でメディシス賞を受賞。’90年フロリダに集まった米仏の複数の作家による連作短編集「シュザンヌの日々」を発案して自身も「持つべきは友」で執筆に加わり、’91年に出版。’92年発表した「われら三人」はベストセラーとなり、一躍フランス文学界で注目される存在となる。’99年「ぼくは行くよ」でフランスで最も権威のある文学賞・ゴンクール賞を受賞。映画的手法を用い、犯罪小説、冒険小説、スパイ小説などを踏まえたロマン・ノワールの香りを持ったブラック・ユーモアとスリルあふれる作品を執筆。他の著書に「マレーシアの冒険」(’86年)、「ピアノ・ソロ」(2003年)、「ラヴェル」(2006年)、「稲妻」(2010年)などがある。2002年来日。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報