20世紀西洋人名事典 「ジャンスクカヒッゼ」の解説
ジャンスク カヒッゼ
Dzhansug Kakhidze
1936 -
ソ連(グルジア)の指揮者,作曲家。
グルジア国立交響楽団・芸術監督兼首席指揮者。
グルジア共和国生まれ。
国立グルジア合唱隊の指揮者、トビリシのパリアシビリ記念アカデミー・オペラ・バレエ劇場の指揮者を経て、1973年からはグルジア国立交響楽団の芸術監督兼首席指揮者として活躍。アラム・ハチャトゥリアンに代表されるグルジアの現代音楽を数多く紹介し、初演したことで知られている。特に、モスクワ放送交響楽団を指揮した’56年版のレコード「ガイーヌ」はその民族性を見事に表現している。それらの功績により、’77年にはS.ルスタベリ賞を受賞し、グルジア共和国の功労芸術家の称号を得た。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報