現代外国人名録2016 「ジャン・ピエールジュネ」の解説
ジャン・ピエール ジュネ
Jean-Pierre Jeunet
- 職業・肩書
- 映画監督,脚本家
- 国籍
- フランス
- 生年月日
- 1955年
- 出生地
- ロアンヌ
- グループ名
- コンビ名=ジュネ&キャロ〈Jeunet & Caro〉
- 受賞
- セザール賞〔1981年・1990年〕「Le manège」「Foutaises」,東京国際映画祭ヤングシネマゴールド賞(第3回)〔1991年〕「デリカテッセン」,セザール賞(脚本賞・第1回作品賞,第17回,1991年度)〔1992年〕「デリカテッセン」,セザール賞(作品賞・監督賞,第27回,2001年度)〔2002年〕「アメリ」,ヨーロッパ映画賞(第14回)〔2001年〕「アメリ」
- 経歴
- 人形アニメ畑出身。1976年アニメ映画祭でマルク・キャロと出会い意気投合する。’81年共同製作した短編「最後の突風の砦」は6年間に渡りパリで上映され、“カルトムービー”として人気に。’91年共同で人肉喰いをテーマにした長編デビュー作品「デリカテッセン」(脚本も)を発表。国内で一大センセーションとなり、翌年のセザール賞脚本賞、第1回作品賞を受賞。続く「ロスト・チルドレン」(’95年)は「デリカテッセン」を観て気に入ったジャン・ポール・ゴルチエが衣装デザインを担当するなど話題に。’97年ハリウッドに招かれ「エイリアン4」を監督(キャロは舞台デザインで参加)。その後帰国し、2001年「アメリ」が大ヒットを記録、アカデミー賞5部門にノミネート。2006年第19回東京国際映画祭のコンペティション国際審査委員・審査委員長を務めた。他の作品に「ロング・エンゲージメント」(2004年)、「ミックマック」(2009年)など。ミュージック・ビデオやCFなども手がける。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報