中央アジア,カザフスタン共和国南東部,同名州の州都。人口32万8000(2004)。1936年までアウリエ・アタ,36-38年ミルゾヤンとよばれた。タラス川沿い,トルク・シブ鉄道(トルキスタン~シベリア)分岐点。5世紀以来タラスの名で知られていたが,13世紀チンギス・ハーンに破壊された。18世紀コーカンド・ハーン国はアウリエ・アタ城塞を建設したが,1864年ロシア軍に占領されて以後,家畜,羊毛,獣脂等の交易地となる。製糖コンビナート,肥料工場等がある。11~12世紀の水道,浴場,マウソレウム(廟)等が残る。1938年カザフの詩人ジャンブル・ジャバエフ(1846-1945)の名を市名とした。
執筆者:木村 英亮
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
中央アジア、カザフスタン共和国ジャンブル州の州都タラスの旧称。1938~1991年まで用いられた。
[編集部]
《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...