20世紀西洋人名事典 「ジャンマレー」の解説
ジャン マレー
Jean Marais
1913.12.11 -
フランスの俳優。
シェルブール生まれ。
パリに出て、写真の修正見習いなどを経て、舞台での小さな役につく。1933年マルセル・レルビエ監督の「L’Epervier」の助監督兼端役として映画でデビュー。その後、ジャン・コクトーに認められ「おそるべき親たち」などの舞台に主演し、人気を不動のものとした。第二次大戦に従軍し、復員して「Le Pavillon brule?」で二枚目として人気を得、スターの座に就く。その後コクトー映画の全作品に主演。’64年以降はファントマ・シリーズに主演するなど、活劇スターに転じる。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報