デジタル大辞泉
「じゅくじゅく」の意味・読み・例文・類語
じゅく‐じゅく
[副](スル)「じくじく」に同じ。「傷口が膿んでじゅくじゅく(と)している」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
じゅく‐じゅく
〘副〙
①
湿気を含んでいるさま、湿気が中からしみだしてくるさまなどを表わす語。じくじく。
※十一月三日午後の事(1919)〈
志賀直哉〉「間もなく、自分達は
竹藪の中のじゅくじゅくした細い坂道を下りて」
※哀しき父(1912)〈
葛西善蔵〉一「
日光がチカチカ桜の
青葉に降りそそいで、雀の子がヂュクヂュク啼きくさってゐた」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報