ジュレン

化学辞典 第2版 「ジュレン」の解説

ジュレン
ジュレン
durene

1,2,4,5-tetramethylbenzene.C10H14(134.22).石炭タール中,または石油改質油中に少量含まれるが,キシレンやプソイドクメンをフリーデル-クラフツ反応によってメチル化して合成できる.ショウノウ臭のある白色の結晶.融点80 ℃,沸点191~192 ℃.0.84.λmax 214,269,272,287 nm(log ε 3.99,2.79,2.75,2.82).昇華性がある.エタノール,エーテルなどに可溶.酸化すれば条件によって種々の生成物が得られる.クロム酸または硝酸酸化では2,4,5-トリメチル安息香酸が,気相接触酸化ではピロメリト酸,またはその無水物が,過酸化物酸化ではテトラメチルベンゾキノンが生成する.[CAS 95-93-2]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

関連語 フリーデル

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ジュレン」の意味・わかりやすい解説

ジュレン
durene

化学式 C10H14 。1,2,4,5-テトラメチルベンゼンのこと。融点 80℃,沸点 191~193℃の昇華性固体。

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