ジョイ

デジタル大辞泉プラス 「ジョイ」の解説

ジョイ〔洗剤〕

アメリカ本拠地を置く日用消費財メーカー、プロクター・アンド・ギャンブルP&G)が製造・販売する手洗い用台所合成洗剤の商品名、またブランド名。日本では、プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社(P&Gジャパン)が1995年に販売開始。通常商品は界面活性剤配合で液性は中性食器・調理用具用の液状タイプ。同ブランドのシリーズ商品には、除菌機能つき、手肌の保護機能つき、泡タイプ、食器洗い機用などさまざまなタイプがある。

ジョイ〔香水〕

JOYフランスファッション・香水ブランド、ジャン・パトゥのフレグランス。1930年発表。英語で「歓喜」の意。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ジョイ」の意味・わかりやすい解説

ジョイ
Joy, Nicholas

[生]1889.1.31. パリ
[没]1964.3.16. フィラデルフィア
アメリカで活躍したイギリス系の性格俳優シェークスピアや G. B.ショー,O.ワイルドなどの作品に出演した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のジョイの言及

【香水】より

…1910年代まではヤードレー,ウビガン,ロジェ・アンド・ガレ,ゲラン,コティ,キャロンといった香水や化粧品の専門メーカーによって,それも天然香料を主にした香水が発売されていたが,1920年代になってオート・クチュールのシャネルが合成香料のアルデハイドを配合した香水〈No.5〉を発表し,以後ランバン,ジャン・パトゥ,スキャパレリ,ディオールなどデザイナー・ブランドの香水が発売される傾向になった。香りのタイプもシングルフローラル(単純な花の香り)からオリエンタル(ジャコウなど動物的な香り,ダナの〈タブー〉,ゲランの〈ボル・ド・ニュイ(夜間飛行)〉など),シプレー(シプル島のイメージをもった粉っぽい香り,ゲランの〈ミツコ〉,ディオールの〈ミス・ディオール〉など),フローラルブーケ(花束の香り,ジャン・パトゥの〈ジョイ〉,ニナ・リッチの〈カプリッチ〉など),アルデハイド(合成香料アルデハイドを主調としたモダンな香り,〈シャネルNo.5〉,ランバンの〈アルページュ〉など)と発展し,1970年代からグリーン・ノート(青葉・青草の香り,〈シャネルNo.19〉,Y.サン・ローランの〈イグレック〉など)が流行した。これらの香水の多様な発展には,そのさまざまな微妙な匂いの違いをかぎわけて調合する調香師の果たす役割も見逃せない。…

【居間】より

…いろりを離れた部分では,家事や農作業が行われ,農家の屋外作業と就寝を除いた全生活がこの場で繰り広げられる。部屋の名称としては,全国共通のものはないが,ジョイ(常居),オエ,ダイドコロ,チャノマ,ヒロマなどと呼ぶ地方が多い。このような家族共通の居間空間を中心に展開された屋内生活は,江戸時代の後半期になると崩れてくる。…

※「ジョイ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android