かん‐き クヮン‥【歓喜】
〘名〙 (古くは「かんぎ」) 非常によろこぶこと。また、非常なよろこび。
※勝鬘経義疏(611)歎仏真実功徳章「明二得レ書歓喜一」
※今昔(1120頃か)一「憍曇彌、此を聞て大歓喜
(くゎんぎ)して」 〔
戦国策‐秦策下・昭襄王〕
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歓喜
かんぎ
pramuditā
仏教用語。「喜び」の意。特に浄土教では,信心が定まって浄土往生の決定を喜ぶ意味に用いられる。また密教では,性的な恍惚の境地に宗教的な意味を付与して歓喜ということがある。
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デジタル大辞泉
「歓喜」の意味・読み・例文・類語
かん‐ぎ〔クワン‐〕【歓喜】
仏語。仏法を聞いて満足し、喜びを感じること。浄土教では、浄土往生の決定を喜ぶことをいう。
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普及版 字通
「歓喜」の読み・字形・画数・意味
【歓喜】かん(くわん)き
よろこぶ。〔戦国策、中山〕長
の事(戦)、秦軍大いに尅(か)ち、趙軍大いに破る。秦人
喜し、趙人畏懼す。字通「歓」の項目を見る。
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