じょうける(読み)ジョウケル

デジタル大辞泉 「じょうける」の意味・読み・例文・類語

じょう・ける

[動カ下一]《歴史的仮名遣い未詳》ふざける。たわむれる。
「なんだなこの子は、―・けなさんなといふに」〈滑・浮世床・初〉

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精選版 日本国語大辞典 「じょうける」の意味・読み・例文・類語

じょう・ける

  1. 〘 自動詞 カ行下一段活用 〙 ふざける。おどける。ちょうける。〔物類称呼(1775)〕
    1. [初出の実例]「なんだナ此子は、ぜうけなさんなといふに」(出典:滑稽本・浮世床(1813‐23)初)

じょうけるの補助注記

近世上方で用いられた「ちょうける(嘲)」の語頭音を濁音化させたもので、その変化には「冗談」「冗長」などの「冗」が関わったかと思われる。

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