冗長(読み)ジョウチョウ

デジタル大辞泉 「冗長」の意味・読み・例文・類語

じょう‐ちょう〔‐チヤウ〕【冗長】

[名・形動]文章・話などが、むだが多くて長いこと。また、そのさま。「話が冗長に流れる」「冗長論文
[派生]じょうちょうさ[名]
[類語]長たらしい冗漫長長しい便便長長蜿蜒えんえん長蛇の列

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精選版 日本国語大辞典 「冗長」の意味・読み・例文・類語

じょう‐ちょう‥チャウ【冗長】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 文章や話などがくどくて長ったらしいこと。不必要に長いさま。
    1. [初出の実例]「而今自謙之詞、極為冗長」(出典都氏文集(879頃)五・評定〈略〉菅野惟肖対策文第事)
    2. 「いやに冗長(ジャウチャウ)な曲りくねった、変に読悪(にく)い文章」(出典:当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉一二)
    3. [その他の文献]〔陸機‐文賦〕

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「冗長」の解説

冗長

予備余分なものという意味コンピューター分野では、予備の装置システム、処理系統などを指す言葉。たとえば、システムダウンサーバーダウンなどの障害を回避するために用意する予備装置は「冗長構成」と呼ぶ。シンプレックスデータ検索情報データの誤りを検出、修正するために使われる情報のこと。この情報には文字ビットなどが使われる。ビットで表される情報のことを、冗長ビットという。誤り検出方式ビット

冗長 (システム)

余分なものという意味。一般的な意味の「冗長」は悪い意味で使われることが多いが、コンピューターの分野では、予備の装置やシステム、処理系統などを指す言葉で、システムはできるだけ冗長な構成であるほうが好ましい。たとえば、システムダウンやサーバーダウンなどの障害を回避するために用意する予備装置を「冗長構成」と呼ぶ。

冗長 (予備)

余分なものという意味。コンピューターの分野では、予備の装置やシステム、処理系統などを指す言葉。たとえば、システムダウンやサーバーダウンなどの障害を回避するために用意する予備装置は「冗長構成」と呼ぶ。

冗長 (誤り訂正)

データの誤りを検出、修正するために使われる情報のこと。この情報には文字やビットなどが使われる。ビットで表される情報のことを、冗長ビットという。

冗長 (誤り検出)

データの誤りを検出、修正するために使われる情報のこと。この情報には文字やビットなどが使われる。ビットで表される情報のことを、冗長ビットという。

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IT用語がわかる辞典 「冗長」の解説

じょうちょう【冗長】

通常は使用しない装置やシステム、処理系統などを配置していること・様子。何らかの障害が発生した際にこれらを機能させ、被害最小限にとどめる。◇本来は「無駄な部分が多く、くどくどと長たらしいこと・様子」の意。

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普及版 字通 「冗長」の読み・字形・画数・意味

【冗長】じようちよう

冗漫。

字通「冗」の項目を見る

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