現代外国人名録2016 「ジョンホートン」の解説
ジョン ホートン
John Houghton
- 職業・肩書
- 大気物理学者 ハドレー気候研究センター名誉科学者 元英国気象局長官
- 国籍
- 英国
- 生年月日
- 1931年12月30日
- 出生地
- クルウィド州
- 学歴
- オックスフォード大学〔1951年〕卒
- 学位
- D.Phil(オックスフォード大学)〔1955年〕
- 受賞
- Buchan Prize(王立気象学会)〔1966年〕,William Gaskell Medal(王立気象学会)〔1983年〕,遠隔探査学会ゴールドメダル〔1984年〕,Symons Memorial Gold Medal(王立気象学会)〔1985年〕,William Nordberg Medal(国連宇宙空間研究委員会)〔1991年〕,ウェールズ大学名誉博士号〔1991年〕,国連環境計画グローバル500賞〔1994年〕,王立天文学会ゴールドメダル〔1995年〕,世界気象機構賞〔1998年〕,Christopher Ernest Barthel Jr. Award(国際大気汚染、環境破壊防止連合)〔1999年〕,日本国際賞(第22回)〔2006年〕,Albert Einstein World Award of Science〔2009年〕
- 経歴
- 1958年オックスフォード大学大気物理学助教授、’62年準教授を経て、’76〜83年教授、’83年より名誉研究員。’83〜91年英国気象局長官(のちハドレー気候研究センター理事長)。’91年ナイトに叙される。’92〜98年英国環境汚染委員会議長。’97年〜2007年ジョンレイ研究所会長。2000年よりシェル財団管財人を務める。この間、1976〜78年王立気象学会会長、’87〜91年世界気象機構副長官を歴任。’70年代人工衛星用の赤外線センサーを開発し、地球全体の観測を可能にした。気候変動に関する政府間パネル(IPCC)では第1作業部会議長として紛糾する会議を合意に導く。2006年日本国際賞を受賞。ナイト爵位を叙せられる。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報