20世紀西洋人名事典 「ジョーパス」の解説
ジョー パス
Joe Pass
1929.1.13 - 1994.5.23
米国のジャズ演奏家。
ニュージャージー州ニューブランズウィック生まれ。
本名Joseph Anthony Passalaqua。
10才でプロとして活動したが、20代は麻薬のためシナノン麻薬療養所で過ごす。復帰後、ジェラルド・ウィルソンなどとロサンゼルスで録音を行う。1963年にダウンビート誌批評家投票で新人第1位に選出された。’70年代に入って、パブロ・レーベルが創立され、同レーベルの花形アーチストの一人となり、ソロ・ギターの分野を開拓し、パーチュオーソ・シリーズは名高い。技巧派で「ギターのアート・テイタム」ともよばれている。代表作に「ジャンゴ・ラインハルトに捧ぐ」、「インターコンチネンタル」などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報