現代外国人名録2016 「ジョーンディディオン」の解説
ジョーン ディディオン
Joan Didion
- 職業・肩書
- 作家,脚本家,コラムニスト
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1934年12月5日
- 出生地
- カリフォルニア州サクラメント
- 学歴
- カリフォルニア大学バークレー校英文学科〔1956年〕卒
- 受賞
- 米国芸術文学アカデミー賞〔1978年〕「祈禱書」,エドワード・マクダウェル・メダル〔1996年〕,ジョージ・ポルク賞〔2001年〕,セントルイス文学賞〔2002年〕,全米図書賞(ノンフィクション部門)〔2005年〕「悲しみにある者」,メディシス賞〔2007年〕
- 経歴
- 在学中「ヴォーグ」誌のパリ賞第1席を獲得。卒業後、1956年から63年まで同誌記者としてニューヨークで働く。’63年カリフォルニアに住む家族を描いた処女作「Run River(川よ、流れろ)」で作家デビュー。’64年作家のジョン・グレゴリー・ダンと結婚、本格的な作家活動に入る。小説、ノンフィクションを通して、現代の親子断絶、夫婦の崩壊などを描く。’78年に長編作品「祈禱書」で米国芸術文学アカデミー賞を受賞。また、映画「スター誕生」(’76年)などの脚本も手がけ、「エスクァイア」「ハイパース・バザール」などのコラムニストとしても活躍。2005年「悲しみにある者」で全米図書賞ノンフィクション部門を受賞、2007年自ら戯曲化した芝居が初演され、成功を収めた。他に小説「Play It As It Lays」(’70年)、「日々の祈りの書」(’77年)、「マクマホン・ファイル」(’96年)、エッセイ「60年代の過ぎた朝」(’78年)、ノンフィクション「ベツレヘムに向け、身を屈めて」(’69年)、「ラテンアメリカの小さな国」(’83年)、「マイアミ」(’87年)、「さよなら、私のクィンターナ」(2011年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報