ジルコノ石(読み)ジルコノせき

最新 地学事典 「ジルコノ石」の解説

ジルコノせき
ジルコノ石

zirconolite

化学組成Ca ZrTi2O7鉱物。直方晶系,三方晶系,単斜晶系,空間群Acam(zirconolite-3O),P3121(zirconolite-3T),C2/c(zirconolite-2M),格子定数はそれぞれa1.01nm, b1.41, c0.73;a0.73, c1.69;a1.26, b0.73, c1.14,β100.5°。ジルケライトと混乱していたが,1989年定義が確立された。希土類元素・トリウムなどを含むことがある。メタミクト化したもの,ポリタイプが確定できないものは,ただジルコノ石と呼ぶ。ポリミグナイトといわれていたものはジルコノ石と同じ。再定義されたジルコノ石の個々の物理的諸性質については不明。以下にはジルケライトを含めての物理的性質などを記す。板状の擬八面体結晶,双晶普通。黒色,不透明,樹脂光沢。劈開なく,断口貝殻状。硬度5.5,比重4.71。薄片では暗褐~赤褐色,屈折率η~2.19。スカルン,カーボナタイト中にバッデレイ石などに伴う。日本では岩手県宮古市上根市の苦灰岩スカルンから産出

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