20世紀西洋人名事典 「ジンズ・オットークラウ」の解説
ジンズ・オットー クラウ
Jens Otto Krag
1914 - 1978
デンマークの政治家。
元・デンマーク首相。
大学では政治学を学び、労働運動経済評議会議長を経て、1947年社会民主党の国会議員となる。商務相(’47〜50年)、経済労働相(’53〜57年)、対外経済相(’57〜58年)などを歴任した後、’62〜68年、’71〜72年首相を務める。首相在任中、物価上昇と失業問題に直面、’72年デンマークのEC加盟を国民投票により決定した直後引退。積極的なヨーロッパ統合論者であり、著書は経済問題に関するものが多い。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報