スイス-アルプスユングフラウ-アレッチュ(読み)スイスアルプス ユングフラウアレッチュ

世界遺産詳解 の解説

スイスアルプス ユングフラウアレッチュ【スイス-アルプス ユングフラウ-アレッチュ】

2001年に登録、2007年に登録内容が変更されたスイスの世界遺産(自然遺産)で、ベルン州とヴァレ州にまたがる標高約900~4158m、総面積824km2の広大なスイス-アルプスの山域。ここには、アレッチュホルン、ビーチュホルン、ユングフラウの3つのアルプスの名峰と、ユングフラウの南に広がる西ユーラシア大陸最大のアレッチュ氷河がある。この氷河は、氷河の進行・変化の研究、近年ではとりわけ気候変動や地球温暖化との関連からたいへん注目される存在になっている。この一帯は、スイス-アルプスの大自然の宝庫で、その雄大な景観の中に豊かな自然が広がっており、エーデルワイスやエンチアンなどの植物も分布している。2007年には、世界遺産の登録範囲が従来の539km2から824km2に拡大された。◇英名はSwiss Alps Jungfrau-Aletsch

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む