スギの人工林

共同通信ニュース用語解説 「スギの人工林」の解説

スギの人工林

天然林とは異なり、人の手で植え育てているスギ森林。日本の国土の約3分の2を占める森林面積のうち約4割が人工林で、その中でスギが最も広く約440万ヘクタールある。戦後に多く植えられ、高度経済成長期に住宅向けなどの需要が拡大した。半分以上が、植えてから50年以上の伐採適齢期となっている。20年程度で花粉を出すようになる。日本では1960年代にスギ花粉症が初めて報告され、患者は年々増加し社会問題化した。

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