スケルディライダス(その他表記)Scerdilaidas

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「スケルディライダス」の意味・わかりやすい解説

スケルディライダス
Scerdilaidas

前3~2世紀のイリュリア人の王。幼王ピネスとその義母を助けエピルスと戦う。彼女ローマに敗れたあと,デメトリオス事実上支配者となったが,これもローマに敗れるとピネスの後見人となり,まもなく王となった。ローマと結びマケドニアフィリッポス5世戦い (前 213~212) ,ローマとともにアイトリア条約 (前 212/1) 締結に加わり,その後まもなく死亡

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android