すすきみみずく

日本大百科全書(ニッポニカ) 「すすきみみずく」の意味・わかりやすい解説

すすきみみずく

ススキ製の土産(みやげ)物玩具(がんぐ)。東京都豊島(としま)区雑司(ぞうし)ヶ谷の鬼子母神(きしじん)境内で、お会式(えしき)(10月12~18日)のころをはじめ、常時売られている。ススキの穂でミミズクの姿をつくり、きびがら製の目、経木の赤い耳、竹のくちばしがついている。ススキの材料は、かつてこの付近が武蔵野(むさしの)原であった名残(なごり)を示している。江戸以来の東京の代表的郷土玩具として知られている。江戸期には、このほか風車や麦藁(わら)製の角兵衛獅子(かくべえじし)、紙と竹製の蝶(ちょう)なども、同じく鬼子母神名物として売られていた。

[斎藤良輔]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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