スタグナントスラブ

最新 地学事典 「スタグナントスラブ」の解説

スタグナントスラブ

stagnant slab

上部マントル-下部マントル境界,つまり670km不連続面の上で横たわっているスラブ地震波を用いた3次元不均質地球内部構造モデル推定の結果から,日本の研究者グループにより発見された。日本近傍やトンガ地域など,西太平洋に特に多く存在するとされている。深発地震面が670km不連続面以深では観測されないため,沈み込むスラブの行方について議論されていた。上部マントル-下部マントル間の物性の違いや,境界近傍で発生する相転移影響により,沈み込むスラブが抵抗力を受け,滞留していると考えられている。

執筆者:

参照項目:670km不連続面

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 竹内

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む