スタンフォード=ビネテスト(その他表記)Stanford-Binet test

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

スタンフォード=ビネテスト
Stanford-Binet test

児童についての最初知能検査であるビネ=シモンテスト構想を受けて,アメリカスタンフォード大学の L.M.ターマンが 1916年にアメリカ版として作成したもの。 37年の改訂を経て 60年に新版がつくられ,ほとんど公認ともいえる知能測定の基準となっている。

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世界大百科事典(旧版)内のスタンフォード=ビネテストの言及

【知能テスト】より

…この精神年齢が知能の程度を表すものとされたのである。その後,ビネ式知能テストは,アメリカのスタンフォード大学のターマンL.M.Termanらによって改訂され,いわゆるスタンフォード・ビネ・テストStanford‐Binet testが出現した。このテストでは,実際の年齢(暦年齢)で精神年齢を割り100倍することによって得られる知能指数が,知能程度をあらわす基準とされた。…

※「スタンフォード=ビネテスト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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