20世紀西洋人名事典 「スタンリーカウエル」の解説
スタンリー カウエル
Stanley Cowel
1941.5.5 -
米国のジャズ奏者。
オハイオ州トレド生まれ。
4歳からピアノを始め、その後エミール・デイネンバーグ、オバーリン大学でリチャード・ホフマンに師事する。1966年ミシガン大学で学位取得後、「ホワイノット」でレコードィングデビュー。マックス・ローチ、ボビー・ハチャーソンらと競演し、新主流派のピアニストの中で最も注目される。’69年ミュージック・インクを結成、Strata Eastレーベルを設立するなど意欲的な活動を行う。NYJRCの音楽監督、オバーリン大学顧問なども務め、その後はレコーディング、セッションで活躍している。’87年来日。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報