現代外国人名録2016 「スティーブハウ」の解説
スティーブ ハウ
Steve Howe
- 職業・肩書
- ロック・ギタリスト
- 国籍
- 英国
- 生年月日
- 1947年4月8日
- 出生地
- ロンドン
- グループ名
- グループ名=イエス〈Yes〉, 旧グループ名=トゥモロー〈Tommorrow〉, エイジア〈Asia〉
- 経歴
- 12歳でギターを始め、1964年頃シンディキャッツというバンドでプロとしてのキャリアを開始。’67年キース・ウェストイ、トゥインクらとトゥモローを結成するが、1年近くで解散し、ボーダストなどに参加したのを経て、’70年イエスに加入。ロックだけでなく、クラシックやジャズ、フラメンコ、カントリーなど多彩なギタースタイルを駆使し、’71年「サード・アルバム」以降、同年の「こわれもの」や’72年の「危機」などの名盤において作曲や演奏面で貢献するとともに、同バンドのプログレッシブ・ロックバンドとしてのスタイル確立に大きく寄与した。’73年初来日。一方、’75年「ビギニングス」を発表し、ソロとしての活動も開始。同バンドはその後、たび重なるメンバーチェンジの末、’80年で活動を停止。’81年元キング・クリムソンのジョン・ウェットン、元EL&Pのカール・パーマー、元バグルズのジェフ・ダウンズといった英国ロック界の大物とともにエイジアを結成し、’82年にリリースしたファーストアルバム「エイジア」は9週連続全米第1位に君臨するなど商業的に大成功を収め、最後のスーパーグループと呼ばれた。’83年エイジアを脱退。’86年元ジェネシスのスティーブ・ハケットらとのGTRで1年ほど活動した後、’89年イエスの黄金期を支えたメンバーによるユニット、アンダーソン・ブルーフォード・ウェイクマン&ハウ(ABWH)を結成。さらに’91年ABWHごとイエスに合流してアルバム「結晶」を発表した。’90年代に入ってからはバンドでの活動と並行してソロ活動も本格化させ、「タービュランス」「ノット・ネセサリー・アコースティック」などのアルバムをリリース。2006年オリジナルのメンバーによるエイジアの再結成に参画し、全英・全米及び来日公演を行った。2013年エイジアを脱退。イエスの他の参加作に「海洋地形学の物語」「究極」「ドラマ」「マグニフィケーション」などがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報