スペイン奇想曲(読み)スペインキソウキョク

デジタル大辞泉 「スペイン奇想曲」の意味・読み・例文・類語

スペインきそうきょく〔‐キサウキヨク〕【スペイン奇想曲】

原題、〈ロシアIspanskoe kaprichchioコルサコフ管弦楽曲。全5楽章。1887年作。スペイン民謡舞曲旋律を取り入れている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「スペイン奇想曲」の解説

スペイン奇想曲

ロシアの作曲家リムスキー・コルサコフの管弦楽曲(1887)。スペインの民謡や舞曲の旋律を採り入れて作曲された。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のスペイン奇想曲の言及

【リムスキー・コルサコフ】より

…80年代には音楽出版業で知られるベリャーエフの支持を得て,ロシア音楽界を指導する立場に立った。この時期ムソルグスキーボロジンの遺稿の整理に多くの時間を費やしながらも,自らは管弦楽法に新境地を開いて,《スペイン奇想曲》(1887),《シェエラザード》(1888)などを書いた。一時,創作上の停滞期を迎えたが,チャイコフスキーの死後(1893)ふたたび異常な創作力の回復をみせて,毎年のように新作オペラを発表した。…

※「スペイン奇想曲」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android