岩石学辞典 「スポドソル」の解説 スポドソル 米国の分類の一つで,非晶質な腐植,鉄,アルミニウムなどが集積してできたと考えられる.湿潤または過湿潤気候の下でよく発達する.ポドゾルに比べて集積層を重視し,鉄よりもアルミニウムの集積に着目している.以前にポドゾル,地下水ポドゾルなどと呼ばれていた土壌が含まれている[U. S. Dept. Agriculture : 1960, Ollier : 1969,木村ほか : 1973]. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内のスポドソルの言及 【ポドゾル】より …湿潤寒冷気候帯の北方針葉樹林(タイガ)下に典型的に発達する土壌。灰白土ともいわれ,またアメリカ合衆国の新分類体系ではスポドソルSpodosolsと呼ばれている。ポドゾルという名称は,この土壌が堆積腐植層の下に特有な灰色の土層をもつことにちなんで,ロシア語の〈下〉と〈灰〉を意味することばからつくられたものである。… ※「スポドソル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by