すぽん抜き(読み)スポンヌキ

精選版 日本国語大辞典 「すぽん抜き」の意味・読み・例文・類語

すぽん‐ぬき【すぽん抜】

  1. 〘 名詞 〙
  2. すぽんと一気に物を引き抜くこと。
  3. 他人のすきに乗じたり、だましたりして、自分が先にことをなすこと。出し抜くこと。不意うちをくわすこと。
    1. [初出の実例]「庄野のふとのお米が俵腰に喰い付て。馴染のおれをすぽんぬきにあはせた」(出典:浄瑠璃・丹波与作待夜の小室節(1707頃)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む