不意打ち(読み)フイウチ

デジタル大辞泉 「不意打ち」の意味・読み・例文・類語

ふい‐うち【不意打ち/不意討ち】

だしぬけに相手攻撃をしかけること。予告なしに物事を行うこと。「―を食らわす」「―の試験
[類語]奇襲急襲だまし討ち

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「不意打ち」の意味・読み・例文・類語

ふい‐うち【不意打・不意討】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 不意に切りつけること。不意に攻撃すること。
    1. [初出の実例]「山羊の攻撃は棄て身で、猛烈だ。角を下げて不意打に突きかかる」(出典:流人島にて(1953)〈武田泰淳〉)
  3. 不意にことを行なうこと。また、相手をだしぬいてすること。
    1. [初出の実例]「此不意撃には胆を抜かれたものと見えて」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android