スミルナ(読み)すみるな(英語表記)Smyrna

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「スミルナ」の意味・わかりやすい解説

スミルナ
Smyrna

トルコ西端,エーゲ海に面する古代都市。のちのイズミル古代から現代を通じて小アジアとエーゲ海地方のなかで最も繁栄してきた港湾商工業都市。初期キリスト教の重要な中心地で,新約聖書ヨハネの黙示録』に記述された「七つの教会」の一つの所在地。キリスト教会で殉教の正式な記録が最初に残されたポリュカルポススミルナ司教で,2世紀中頃この地でローマ総督によって火刑に処されたことは有名。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「スミルナ」の意味・わかりやすい解説

スミルナ
すみるな
Smyrna

トルコ西部の港湾都市イズミルの旧称

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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