スラブペネトレーション

最新 地学事典 「スラブペネトレーション」の解説

スラブペネトレーション

slab penetration

海溝から沈み込んだプレートスラブ)が上部マントルにとどまらずに下部マントル内部まで貫入すること。上部マントルでは深発地震分布から沈み込むスラブの存在を確認できるが,下部マントルでは地震が発生しないためスラブの貫入は明らかでなかった。1980年代以降,地震波トモグラフィ結果から,沈込み帯の中に下部マントル内部までスラブが貫入している場所があるという主張が現れた。また一方でスラブが上部マントル内にとどまっていると考えられている場所もある。このようなスラブの行方の地域性は,マントル対流パターンと密接にかかわっていると考えられる。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 末次 大輔

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む