法則の辞典 の解説 スレータータイプオービタル【Slater type orbital】 「スレーター型軌道関数」と記してある成書も多い.原子やイオンの中における電子の挙動を,一電子近似で記述する軌道関数の一つで,最初に提案されたものは動径分布関数のみであったが,のちに分子オービタルをつくるための基底関数として利用されるようになり,そのために角度分布を含めて の形のものが使われている.ここで,n は整数,Yim は実数型の球面調和関数である. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報