すん(読み)スン

デジタル大辞泉 「すん」の意味・読み・例文・類語

すん

[感]軽くうなずき、承知した意を表す語。「うん」に対し、声にならない軽い息づかいを示す。「うんともすんともいわない」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「すん」の意味・読み・例文・類語

スン

  1. 〘 名詞 〙 ( [ポルトガル語] summo 「最高点」からか ) ウンスンカルタで、黒い冠をつけた唐人を描いた札。全部で五枚ある。最高札であるウン札の次に位する札。
    1. [初出の実例]「大悲の利剣を親に打ちて、うんすんをふため飛おれば」(出典:浄瑠璃・大職冠(1711頃)道行)

すん

  1. 〘 感動詞 〙 軽くうなずき、承知した意を表わす語。「うん」に対し、声にならない軽い息づかいを示す。「うんともすんともいわない」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android