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スーパーオキシドアニオン(その他表記)superoxide anion

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

スーパーオキシドアニオン
superoxide anion

O2-・ 。マイナス電子還元を受けた酸素中性で解離すると生じる陰イオンをいう。反応性が強く,モノラジカルの状態となり,プロトンが結合すると,・O2H のような反応性の強いラジカルを形成する。放射線の直接作用の原因であり,キサンチン酸化酵素,NADPH (NADの還元型) -チトクロムC還元酵素の反応のほか,ミクロソームの水酸化酵素による薬物の水酸化の中間過程でも生じるといわれる。また,チトクロムCの還元,脂質過酸化のほか,リボヌクレアーゼや DNAの酸化的破壊に関係するともいわれている。

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栄養・生化学辞典 の解説

スーパーオキシドアニオン

 スーパーオキシドともいう.O2・の化学構造を有する物質.酸素が電子一つを得たもので,反応性に富む.活性酸素の一つ.スーパーオキシドジスムターゼの基質

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

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