スーパー・ストラクチャー(その他表記)super structure

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

スーパー・ストラクチャー
super structure

巨大な構造体による建築の方法。メガ・ストラクチャー mega structureともいう。通常のビルディング建設のように多数の柱を使わずに,巨大な4本の柱や,つり橋のような構造のみで,建物全体を支えてしまう方法。その分だけ自由な平面構成が可能。かつては,大型の温室や博覧会会場,展示場,体育館等の大型の内部空間を必要とする建築に多く見られた方法だが,現在では,超高層建築を中心として応用されている。 N.フォスター香港上海銀行や,丹下健三の新東京都庁舎はこの例である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む