ズニ石(読み)ズニせき

最新 地学事典 「ズニ石」の解説

ズニせき
ズニ石

zunyite

化学組成Al13Si5O20(OH)14F4Clの鉱物。立方晶系,空間群, 格子定数a1.3865~1.3925nm, 単位格子中4分子含む。結晶は正四面体,ほかに八面体結晶,まれに双晶。無~灰白~淡褐色,透明~半透明,ガラス光沢。劈開なし。硬度7,比重2.86。薄片では無色,屈折率n1.600, 光学的等方性。格子定数の変化はAl/Si比による。多少のFe3+を含むことがある。熱水変質した岩石中に脈や塊状をなして石英・トパーズ・葉ろう石・黄鉄鉱などと産する。日本ではろう石鉱床(長野県南佐久郡佐久穂町余地など)にしばしば産出。名称は原産地,米国コロラド州Zuni鉱山に由来。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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