普及版 字通 「セイ・はまびし・なずな」の読み・字形・画数・意味
18画
[字訓] はまびし・なずな
[説文解字]
[字形] 形声
声符は齊(斉)(せい)。〔説文〕一下に「疾黎(しつれい)なり」とし、「詩に曰く、牆にり」と〔詩、風、牆有茨〕の句を引く。今、字を茨に作る。疾黎は。〔爾雅、釈草〕に「茨はなり」とみえる。はまびし。また〔詩、風、谷風〕「其の甘きこと(なづな)の如し」とは、甘菜をいう。
[訓義]
1. はまびし。
2. なずな。
[古辞書の訓]
〔和名抄〕 於波(おはぎ) 〔名義抄〕 シロヨモギ・オハギ 〔字鏡集〕 ナヅナ・ムハラ・マサ・ヲシロ
[熟語]
▶・菜▶・麦▶
[下接語]
采・楚
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報