セウェルス朝(読み)セウェルスちょう(その他表記)Severus

改訂新版 世界大百科事典 「セウェルス朝」の意味・わかりやすい解説

セウェルス朝 (セウェルスちょう)
Severus

セプティミウス・セウェルス帝の登位(193)からセウェルス・アレクサンデル帝の殺害(235)までの,ローマ皇帝を輩出したセウェルス家の支配を指す。その間セウェルス家の血筋からカラカラ帝とゲタ帝,さらにはエラガバルス帝が帝位に就いたが,途中マクリヌス帝によって一時中断されている。セウェルス家の支配は軍隊と兵士の特権的地位の強化によって特徴づけられ,235年以後の軍人皇帝時代の前ぶれをなした。
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世界大百科事典(旧版)内のセウェルス朝の言及

【ローマ】より

…元老院の立てた皇帝ペルティナクスは親衛隊に殺され,各地の軍隊は69年の〈四帝年〉のときのように,次々と皇帝を挙げた。ブリタニアでクロディウス・アルビヌス,シリアでペスケンニウス・ニゲル,そしてパンノニアでセプティミウス・セウェルスが挙げられ,このうちセプティミウス・セウェルスがローマを占領して競争者を倒し,セウェルス朝の開祖となった。彼の統治(193‐211)は,軍隊にのみ基礎を置く軍事政権で,元老院はほとんど無視した。…

※「セウェルス朝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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