デジタル大辞泉 「血筋」の意味・読み・例文・類語 ち‐すじ〔‐すぢ〕【血筋】 1 血のつながり。血統。また、血縁。「芸術家の血筋」「遠い血筋にあたる人」2 人間の体内にある血液の循環する道筋。血管。[類語](1)家系・家筋・血脈・血統・血・筋目・毛並み・家門・一門・一族・血族・氏うじ/(2)血管・青筋 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「血筋」の意味・読み・例文・類語 ち‐すじ‥すぢ【血筋】 〘 名詞 〙① 血液が体内を巡る管の道。血の筋道。血管。血脈。〔黒本本節用集(室町)〕[初出の実例]「くはっとせき立顔面(かんばせ)にちすぢは真紅の網を張り」(出典:浄瑠璃・蝉丸(1693頃)一)② 先祖代々親から子へ続いた血のつながり。血つづき。血統。[初出の実例]「祖父ちちの脉(チスヂ)をつぎ〈略〉弓矢の積五十六十の者より能仕候」(出典:甲陽軍鑑(17C初)品五五)「苟(かり)にも武士の血統(チスヂ)を受けた汝(きさま)が」(出典:社会百面相(1902)〈内田魯庵〉ハイカラ紳士)③ 血のつながった者。血縁者。同族。やから。うから。みうち。[初出の実例]「とっ様助けて下されと、あどない詞を聞く親の、千筋の縄より血筋の涕」(出典:浄瑠璃・日高川入相花王(1759)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例