セシア━ランゾたい帯(読み)セシア━ランゾたい

最新 地学事典 「セシア━ランゾたい帯」の解説

セシア━ランゾたい
セシア━ランゾたい帯

Sesia–Lanzo zone

イタリア北部に分布する高圧変成岩ユニット。アルプス造山帯のオーストロアルプス帯ナップ群に属する。同ユニットの原岩はアドリアプレート縁の大陸地殻とそれを覆う陸棚堆積層から構成され,白亜紀後期の沈み込みで形成されたエクロジャイト相雲母片岩や準片麻岩が広域に分布する。雲母片岩の分布地域は伝統的にEclogitic micaschist complexと呼ばれ,ひすい輝石を含む変成花崗岩類の他,青色片岩相の後退作用時にできたローソン石やその仮像をもった変成岩を伴う。大陸由来の岩相と一緒に沈み込み変成作用を被ったと考えられるマントルかんらん岩体(ランゾ岩体)が存在するが,単にセシア帯と呼ぶ場合はこのかんらん岩体を含めない。変成花崗岩類からコーサイトが発見された。

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参照項目:アルプス造山帯

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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