セラミックころがり軸受(読み)セラミックころがりじくうけ(その他表記)ceramic rolling bearing

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「セラミックころがり軸受」の意味・わかりやすい解説

セラミックころがり軸受
セラミックころがりじくうけ
ceramic rolling bearing

セラミックス製のころがり軸受をいう。材料は窒化ケイ素 Si3N4 が最適とされている。内輪,外輪および転動体すべてが窒化ケイ素でできたオールセラミックころがり軸受は,超高温環境あるいは酸,アルカリなどの劣悪環境用に適しているが,窒化ケイ素製の軌道輪が非常に高価なため,あまり普及していない。また,窒化ケイ素の線膨張係数は標準の軸受鋼の1/4以下であるため,窒化ケイ素製の内輪を軸に取付けるときは,内輪割れの対策をする必要がある。セラミックスの質量が軸受鋼の約 40%と軽量であることを利用し,玉のみ窒化ケイ素を用いた高速回転用ハイブリッドアンギュラ玉軸受が,工作機械の主軸を中心に実用化されている。

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