せんべろ酒場(読み)せんべろさかば

知恵蔵mini 「せんべろ酒場」の解説

せんべろ酒場

価格帯が非常に低い酒場を指す俗称である。「せんべろ」は「1000円でべろべろに酔える」を略したもので、作家の中島らも・小堀純共著の著書『せんべろ探偵が行く』(2003年、集英社)で使い始めたのが最初と言われ、その後広く一般に用いられるようになった。価格帯が低いため、立ち飲み、角打ち(酒屋一角で立ち飲みで酒を飲ませること)、大衆酒場といった飲食店に、同酒場に該当する店舗が多いとされる。

(2016-11-15)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android