ソーレー拡散(読み)ソーレーかくさん

最新 地学事典 「ソーレー拡散」の解説

ソーレーかくさん
ソーレー拡散

Soret diffusion

温度勾配により,物質高温側または低温側へ一方向に拡散する現象熱拡散とも。物質の拡散を記述するフィック法則では,拡散の駆動力は濃度勾配であり,熱伝導を記述するフーリエの法則では,熱伝導の駆動力は温度勾配である。しかし厳密には,濃度勾配がなくとも温度勾配で物質が移動し,逆に温度勾配がなくとも濃度勾配があれば熱が移動する。すなわち,温度勾配下では熱伝導とソーレー拡散が同時に生じる。温度勾配は軽い粒子を高温の領域に,重い粒子を低温の領域に移動させる傾向がある。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 西村

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む