日本大百科全書(ニッポニカ) 「タイワンハブ」の意味・わかりやすい解説 タイワンハブたいわんはぶTaiwan habu[学] Trimeresurus mucrosquamatus 爬虫(はちゅう)綱有鱗(ゆうりん)目クサリヘビ科のヘビ。同科マムシ亜科ハブ属に含まれ、中国南部、台湾、ベトナム、ラオスなどに広く分布する有毒種である。全長約1.1メートル。体色は褐色や茶色を呈する。台湾では山麓(さんろく)から海抜1000メートルに至る森林やその付近に多く、毒も強いために危険な毒ヘビの一つになっている。[新城安哲][参照項目] | ハブ 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例