タカタ製エアバッグ問題

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タカタ製エアバッグ問題

自動車部品大手タカタが製造したエアバッグが作動時に異常破裂し、金属片が飛び散る問題。タカタによると、関連事故による死者米国などで今年7月末までに19人に上る。エアバッグを膨らませるガス発生剤に含まれる硝酸アンモニウム湿気で変質することが原因の一つとされる。日本や欧米の自動車メーカーはリコールを進め、全世界で対象は1億台を超える見通し。国土交通省によると、国内では2011年9月以降、静岡県伊東市の事故を含め16件の異常破裂が起き、うち2件で計2人が負傷している。

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