改訂新版 世界大百科事典 の解説 タシュキョプリザーデ・アフメトTaş köprizade Ahmed生没年:1495-1561 オスマン帝国時代の学者。古いウラマーの家系の一員としてブルサに生まれ,マドラサの教授,カーディー(裁判官)の職を歴任。多数の著作を残す。とくにオスマン帝国の学者・神秘主義者の伝記集成である《シャカーイク・アンヌーマニーヤ》と,当時の諸学問についての百科全書というべき《ミフターフ・アッサアーダ》のアラビア語の2著作が有名。後者は,その子ケマレッディン・メフメトKemaleddin Mehmedによるトルコ語訳《メウズアト・アルウルーム》の形で広く知られる。執筆者:鈴木 董 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by