たたらめ

精選版 日本国語大辞典 「たたらめ」の意味・読み・例文・類語

たたら‐め

  1. 〘 名詞 〙 植物うすばさいしん(薄葉細辛)」の古名。また、「たかさぶろう」の古名という。たたらび。たたらびめ。
    1. [初出の実例]「和名、多多良比、又、多多良女、又多多良比女。漢名、鱧腸、又、細辛」(出典:大同類聚方(808))

たたらめの補助注記

「大和本草」ではタカサブロウの古名として「たたらび」を挙げている。このタカサブロウに当てるのは、挙例の「大同類聚方」に見える「鱧腸」によるとみられる。また、ウスバサイシンはこの中の「細辛」によるとみられる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む