薄葉細辛(読み)ウスバサイシン

デジタル大辞泉 「薄葉細辛」の意味・読み・例文・類語

うすば‐さいしん【薄葉細辛】

ウマノスズクサ科多年草樹陰に生え、根茎から長い柄のある心臓形の葉を2枚出す。3~5月、まだ葉が開ききらないうちに、淡紫色の花をつける。根や根茎は漢方細辛といい薬用。

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精選版 日本国語大辞典 「薄葉細辛」の意味・読み・例文・類語

うすば‐さいしん【薄葉細辛】

  1. 〘 名詞 〙 ウマノスズクサ科の多年草。各地の山中の陰地に生える。茎は地中をはい、節が多く、辛みが強い。春、茎の先から長い柄のある長さ五~八センチメートルの心臓形の葉を二枚出す。新芽の出るころ、茎の先から細い花柄がのび、径一センチメートルほどの鐘形で紫黒色の花が一つ咲く。根は解熱剤となり、葉を煮だした汁は口臭をとる。にっぽんさいしん。さいしん。〔日本植物名彙(1884)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「薄葉細辛」の解説

薄葉細辛 (ウスバサイシン)

植物。ウマノスズクサ科の多年草。サイシン別称

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