タツヶ平遺跡(読み)たつがなるいせき

日本歴史地名大系 「タツヶ平遺跡」の解説

タツヶ平遺跡
たつがなるいせき

[現在地名]村岡町福岡

湯舟ゆぶね川の東岸、妙見みようけん(一一三九メートル)から西に延びる尾根の先端、高見たかみ山北西の緩やかな舌状台地上、標高五〇〇メートルの地にある。縄文時代早期中葉から前期後葉・後期中葉に営まれた集落遺跡で、集落は古墳時代前期にも形成されている。昭和二三年(一九四八)に発見され、翌年部分的な調査が行われたが、調査区内は耕作によって土層が攪乱され、出土遺物の層位的関係は把握できない状況であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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