世界遺産詳解 「タハテスレマーン」の解説 タハテスレマーン【タハテ-スレマーン】 2003年に登録された世界遺産(文化遺産)で、イラン北西部、西アゼルバイジャン地方タカブ村北東に位置する、ササン朝ペルシア、イル・ハーン国時代の遺跡。タハテ・スレマーンは、「ソロモンの王座」という意味。ササン朝ペルシア時代の「アザル・ゴシュナスブ」の祭壇は、ゾロアスター教(拝火教)のおもな寺院のなかで唯一現存するものである。人類の歴史上、重要な時代を例証するものとして、世界遺産に登録された。◇英名はTakht-e Soleyman 出典 講談社世界遺産詳解について 情報